ホラー

映画『エスター』のあらすじとネタバレ考察【動画フル無料視聴】

この映画はこんな人におすすめ

スリリングな映画が好きな人。

奇妙な映画を好む人。

ストーリー性のあるホラー映画が好きな人。

 

『エスター』の作品情報(監督・キャスト・あらすじ)

映画のキャスト

日本の公開日2009.10.10
監督ジャウム・コレット=セラ
脚本デヴィッド・レスリー・ジョンソン
キャストヴェラ・ファーミガ

ピーター・サースガード

イザベル・ファーマン

原作Orphan
音楽ジョン・オットマン

 

 

あらすじ

ストーリー

「ケイト・コールマン」と彼女の夫「ジョン」は3人目の子供を流産し、ひどく悩んでいた。

そんな夫婦は子供を失った苦しみから逃れるため、そして生まれてくるはずだった「ジェシカ」に注ぐはずであった愛情を必要としている子供に与えるため、孤児院から一人の少女を引き取ることを決意する。

彼女の名前は「エスター」。この物語の主人公である。

 

エスターは年齢の割に落ち着いていてとても賢く、絵の手な少女であった。

しかしそんなエスターには謎の行動が多く見られた。

入浴中は必ず内側から鍵を施錠し、常に手首や首にリボンをつけていた。

また、彼女の周りでは事件が絶えなかった。

 

家族は次第にエスターに疑いの目を向けるようになり、孤児院のシスター・アビゲイルもまた、エスターの過去を探るようになる。

そんな最中、不審な事件は続き、エスターに対するケイトの不信感は強まる。

次第に本性を表すエスター。彼女は一体何者なのか。

 

「この映画のここが面白い!」(ネタバレなし)

ユニークポイント

 

「この娘、どこかが変だ」

本作品のキャッチフレーズは「この娘、どこかが変だ」です。

「エスター」はホラー映画ですが、幽霊や悪魔が出てくるわけでも、怪奇現象が起こるわけでもありません。

また、明確な殺人犯が恨みを持って登場するというわけでもありません。

何かが「おかしい」少女の周りで起こる不可解な出来事を鑑賞する、とても異質な映画と言えます。

美しくもサイコパスなエスターと、何が起きるか分からない展開に、最後まで目が離せません。

 

「アリアーナ・エンジニア」

物語に登場した一家の長女「マックス」は難聴のため補聴器を使用していましたが、実際にこの役を演じた「アリアーナ・エンジニア」も聴覚障害を患っています。

映画の中で用いられた手話や読唇術の自然さは、彼女が日常的にこれらを用いて生活しているからです。

ぜひ彼女にも注目して鑑賞してみてください。

 

ネタバレ解説&考察

映画の解説

 

事件

全ての出来事は、エスターによるものでした。

 

①同級生の少女を遊具から突き落とす。

マックスとエスター、ジョンが公園でブランコを漕いでいると、エスターの同級生が現れます。

その後彼女は遊具から落下し、危うく首の骨を折る程の大怪我を負います。

この事故は、エスターが後ろから彼女を突き落したことで起きたものでした。

 

②シスター・アビゲイルの殺害

シスター・アビゲイルは一家から協会への帰り道、目を離した隙に道に飛び出してきたマックスに驚き、車を急停車します。

彼女は急いでマックスに駆け寄り無事を確認していると、エスターはシスター・アビゲイルの背後に忍び寄り、金づちを振り下ろします。

シスター・アビゲイルの必死の抵抗もむなしく、彼女は無残にも殴り殺されます。

その後エスターはマックスを共犯に巻き込み死体を谷底へ突き落します。

また鈍器や汚れた衣類はダニエルのツリーハウスへと隠しますが、この過程をダニエルに見られたと悟ったことから、両親には黙っているようにと彼を脅します。

 

③ツリーハウスの火事

シスター・アビゲイルの殺害の証拠を燃やすため、またこの出来事を見られた可能性のあるダニエルも火事に巻き込ませるため、エスターダニエルのツリーハウスに火を放ちます。

この火事によって証拠は燃え尽きますが、ダニエルは一命を取り止めました。

 

④バラの花

エスターはケイトが大切に育てていることを知っていた「バラの花」を切って花束とし、ケイトに差し出します。

このことに混乱したケイトがエスターの腕を掴むと、エスターは痛いと泣き叫びジョンを呼びます。

その後エスターの腕が骨折していることに気づいたジョンはエスターを病院に連れていきますが、この骨折はエスターが自らプレス機を用いて自身の腕の骨を折ったものでした。

 

⑤車の事故

ケイトはいつもと同じように学校に子供達を送り出しに向かいます。

すると、目を離した隙にマックスのみを乗せた車が勝手に逆走し始めます。

走行の途中で車体が雪山に激突したことでマックスは一命を取り止めますが、この事故もエスターがブレーキに細工をしたものでした。

 

どの事件も悲惨なものであり、幼い少女が企んだとは考えにくいものばかりでした。

エスターはこれら多くの悲惨な事件を起こしました張本人ですが、一家の父「ジョン」には異常なまでの好意を示します。

普通の「人間」と異なり大人へと成長することが出来ず、一生恋が叶うことの無い彼女を想うと、狂気的な彼女の物語は、「悲しい少女の物語」とも言えます。

 

リボン

エスターが首と腕に巻いていた「リボン」。

これは彼女が装飾のために身に着けていたものではありませんでした。

彼女が以前入院していた病院において、最も狂暴な患者であった「エスター」(彼女の本当の名前は「リーナ」でした。)

は、彼女からスタッフを守るために拘束着が着せられていたのです。

暴れる彼女は拘束着が手首と首に食い込み跡が残っていたため、この跡を隠すためにリボンを巻き付けていたのでした。

 

物語の終盤で暴かれることとなりますが、エスターが描いていた「絵」には本当の姿がありました。

類まれな絵の才能を持つ彼女が描いたものは、一見「普通の」肖像画や風景、建造物であるように見えます。

ですがこの絵はブラックライトを当てることにより本来の姿が浮かび上がります。

肖像画の頭にはナイフが刺さり、血を流す姿が。

建造物には火が放たれ、多くの人間が閉じ込められる姿が。

作品の中ではジョンがこの絵の真相に気づきますが、時は既に遅すぎました。

 

私自身も、これらの絵が本来の姿を表すシーンが最もゾッとするシーンの一つでした。

 

実話

本作品はチェコで起きた実話を元に制作されたものと言われておりますが、詳細は明らかにされておりません。

また2021年より続編の予定もあるとのことですので、今後の情報に期待しています!

 

『エスター』のラスト 結末の意味

ラストシーン・結末

 

そして物語は終わりを迎える。

エスターの本当の姿は、彼女が一家にやってくる前に入居していた精神疾患の患者が集う病院の医師よりケイトに語られることとなる。

エスターは小さな「少女」では無かった。

「エスター」、彼女の本当の名前は「リーナ・クラマー」であり、彼女が生まれたのは1976年と、今から33年も前であったのだ。

33歳の彼女は容姿が衰えることのない、ホルモンの障害を持って生まれてきた。

リーナはこの「幼い」容姿を活かし、7人もの人間を殺した凶悪な犯罪者だったのだ。

最初の犯行はエストニアの家庭に養子として引き取られたことだった。

リーナはこの家庭の夫を誘惑し、拒絶されると殺害。家族を皆殺しにして放火したのだった。

その後も罪を重ねたリーナは病院に隔離されることとなったが、一年前にこの病院から突如姿を消していたのだった。

この事実を知ったケイトは急いで家に向かいましたが、ジョンは既にエスターの手によって殺されていました。

ケイトは急いでマックスを探しだし、彼女がエスターに見つかる寸前の所で助けます。

その後ケイトの通報によって警察は一家に急行しますが、そこにエスターとケイト、マックスの姿はありませんでした。

エスターは逃げ回るケイトとマックスを追いかけ、森へと向かっていました。

三人は池の近くでもみ合いになります。

このもみ合いの末、エスターは凍った池に落ちますが、ケイトとマックスは一命をとりとめます。

残虐な事件を重ねた殺人鬼「リーナ」は池の中に沈んでいったのでした。

 

【映画の豆知識】

豆知識

映画の豆知識について

原題

原題の「Orphan」は「孤児」という意味を持ちます。

本作品はこの言葉に注目することでネタバレを避けるためか、原題を「エスター」という女性の名前に変えて公開されました。

 

当映画が好きな方へのおすすめ

「エスター」に興味がある人に、以下の映画をおすすめします。

「ラ・ヨローナ 泣く女」 マイケル・チャベス監督

「リング」 中田秀夫監督

「死霊館」 ジェームズ・ワン監督

 

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skyjasmine

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